プラセンタ療法
1.プラセンタとは
プラセンタとは、胎盤のことをいいます。
胎盤は、胎児が育つために必要な組織で、たくさんの種類の栄養素が含まれています。
中国では、古くから滋養強壮・不老長寿に利用され、かの有名なクレオパトラや
マリー・アントワネットも若返りと美容の目的で使っていたとも言われています。
2.プラセンタ療法
■ ヒト胎盤から抽出された有効成分を注射や内服(内服薬はブタから抽出)などにより病気の治療に用いる療法。
■ 有効成分:
a) 各種成長因子(肝細胞・神経細胞・上皮細胞増殖因子、コロニー形成刺激、
インシュリン様成長因子など)
b) サイトカイン(インターロイキンⅠL-1,2,3,4,他)=12まで含有量計測
c) その他、ミネラル・ビタミン・アミノ酸・様々な酵素・核酸
■ 位置付け:
a) 予防医学・・・病気予防、アンチエージング(老化防止・若返り)
=アメリカンスタイル
b) 疾患治療・・・下記参照
■ 薬効・薬理:
肝機能改善、美肌、抗疲労、抗酸化、細胞呼吸促進(しわ防止)、
血行促進
免疫賦活、自律神経調整、内分泌調整、抗炎症、創傷治癒促進作用、
基礎代謝亢進など。
■ 適応疾患:
疲れ、肩こり、腰痛、筋肉痛、関節痛、しみ、くすみ、肌荒れ、
不眠、冷え症
皮膚乾燥症、しもやけ、更年期障害、自律神経失調、生理不順、月経困難、
アレルギー疾患(アトピー・喘息・リウマチ)膠原病、脳卒中後の神経麻痺、
肝機能障害、胃十二指腸潰瘍、胃腸障害、便秘、乳汁分泌不全、など。
注)個人差があるので、人によって使用量は異なります。
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